海外のお客さんに会社の紹介をしたい時、プレゼン用に英語の会社案内があると、スムーズに話を始めることができます。
会社案内のプレゼン資料に、どのようなことを入れておくとよいかをまとめてみました。
会社案内に入れておきたいこと
このようなことを会社案内には入れましょう。
- 会社概要
- 会社の場所、営業拠点、工場紹介
- 商品ラインアップ
- 商品を取り扱うようになった経緯
- 自社の強み
- 取引実績
Powerpointで作っておくと、相手によって内容を随時変更することもできます。特に商品ラインアップはたくさんある場合、全て入れてもただ資料が長くなるだけで、相手が全てに興味を持つとは限りません。
相手が興味を持ちそうな商品、分からない場合は自社がおススメしたい商品を中心にこのプレゼン資料には入れましょう。
他の商品がホームページやカタログに載っていれば、そういった資料を活用することで、補足できます。
会社案内の時間は、あまり長いと相手も疲れてしまいます。また時間が足りなくなり、大事なことを話せなくなってしまう危険もあります。集中力などを考えて、30分くらいで説明できる内容で作るのがよいでしょう。
よく聞かれること
これまで海外のお客さんに何度も会社紹介をしましたが、一番よく聞かれたのは取引実績でした。
私たちもそうですが、自分が使いたい商品がどんなところに使われているのか、またどんな評判(口コミ)を得ているのかは、購入する際の大きな参考ポイントになります。
具体的にはこのようなところです。
- どういうお客さんが使っているのか?
- どの商品を使っているのか
- どんな使い方をしているのか
- どんなところを評価しているのか?
顧客名や施設など、誰でも分かる名前を出せるのは、結構よいインパクトを与えることができます。海外でもすでに実績があれば、よりインパクトを与えられます。
ただ会社によっては、守秘義務などからお客さんの名前を公開できなかったり、使用されている現場を紹介するのは問題がある場合もあります。
このような場合でも、客先が特定できないように使用状況が分かる写真入りの情報を見せ、口頭でどのように使用しているのか、なぜこの商品を使っているのかなどの経緯を説明します。
プレゼン資料は、相手が欲しがることもありますが、内容によっては商談の場だけで見せるようにし、顧客が分かる資料は削除した上で渡すようにして、情報は管理しましょう。
視覚的な情報は多いほどよい
実際に会社に来てもらい、商品だけではなく会社や工場を見てもらえる場合は、プレゼンの資料にはそれほど多くの情報は必要ありません。
社内を案内して雰囲気を分かってもらったり、特に作っているところを実際に見てもらうのは、視覚的に訴える効果があります。また相手からその場で質問してもらい、どんなことに興味を持っているのかを引き出すこともできます。
ただオンライン商談など、Web上での商談で、実際に商品・会社を見てもらうことができないこともあります。その場合、プレゼン資料には、商品使用風景、会社・工場の内部風景などが分かる情報を入れましょう。
写真でも良いですが、出来れば動画で動きがあった方がより良いです。
本格的に作るのはハードルが高いので、簡単に自分たちで撮影した動画に、字幕を付けたレベルのものでも、何もないよりは良いでしょう。
会社案内を作成する際の、参考になれば幸いです。
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