TOEICのスコア、どれくらいで仕事でアピールできるのか?

ビジネス英語
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英語の資格の代表格と言えば、TOEIC。

英検など合否で判定される資格とは違い、受験すればスコア(点数)が必ず結果として出るため、受けやすい資格です。何回か受けて、前回よりスコアが伸びることで、英語力の向上を確認できます。毎月実施されているので、年に何回かまとめて受験するチャンスもあります。

転職活動などでも、TOEICのスコアがあれば、履歴書の資格欄に書くことができます。

TOEICは合否がないので、何かしらのスコア(点数)が出ます。

そのため、せっかく受けたんだから書いておこうと思う気持ちが出てくるかもしれません。

しかし・・・下手に書かない方がいい場合もあります。

あまり低い点数だと、英語できるのこの人?と思われる。

会社勤めしている時、部署のメンバーの採用面接をすることがありました。

書類選考から関わりましたが、TOEICのスコアによっては何でこのスコア書いてくるんだろうと思っていました。

感覚的には500~600点台です。

海外営業部など明らかに英語を使う部署で、応募要件に英語ができる方となっている場合です。

もちろん、それ以外の部分で魅力的な職歴を持っている場合は、スコアに関わらず面接する場合もありました。ただ下手に低いスコアを書いているのを見ると、英語できないんじゃないか、この人?と思っていたのも事実です。

いっそ書かなければいいのに、と思っていました。

英語を使う職種・部署であれば、700点台以上が履歴書に書いて、アピールできる最低ラインではないでしょうか。

TOEICスコアを書いてもいい場合

それでも、自分が取り組んでいることをアピールしたいという意味で、TOEICのスコアも記載したい場合は書いてもよいでしょう。

ただしその場合は、英語・海外に関する経験も一緒に書いておいた方がよいです。

具体的には、仕事や海外留学などの経験です。

一番いいのは、職歴です。英語の資格が書いていない場合でも、英語を使う仕事の職歴が書いてあれば、ある程度英語を使う仕事ができるんだろうなという期待を、採用側に抱かせることができます。

結局、経験が大事ですね。
スコアが全てではないけれど・・

もちろん、スコアが全てではありません。TOEICはあくまで聞く&読むがメインの試験なので、話せるかどうかは別だったりします。

TOEIC満点、英検1級など最高ランクだったとしても、英語が話せない人、または話せるけど、仕事など人前だと恥ずかしがって話せない人がいることも知っています。

知識が完璧であるがゆえに、間違えられないというプライドがあるのかもしれないです。

ただ、やはりハイスコアを取得している人は、取得するために継続的に勉強をしているなどの姿勢が大きく評価されるポイントなのではないでしょうか。

それ以外のことにも、きちんと取り組むことが出来ることが期待できる人として。

ただし、やはり仕事で、日常的に英語を使用していると、TOEICスコアは上がります。
TOEICの試験は、ビジネスに関連した内容が多いので、仕事で使っていると有利です。自身も、TOEICスコアのベスト記録を更新した時は、英語をマックスに仕事で使用していた時でした。

結局のところ、経験と度胸

TOEICでよいスコアが取得できた場合は、自信を持って履歴書に書きましょう。

また、英語を使う職歴が乏しい場合でも、補てんする強みとしてアピールできます。
今後の仕事で、実績を積み重ねていけば、さらにスコアアップしていけるでしょう。

ただし、話すなどの場面においては、間違いを気にせずに話せるかといった度胸や、失敗を経験しながらも、落ちこまない強さなどが必要になってきます。

その成長していく自身の実力を確認したり、転職などキャリアアップの機会のために、TOEIC試験を活用していきましょう。

TOEICをキャリアアップのツールとして使いたいですね。
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