毎日毎日、仕事が山のようにあり、1日で仕事が終わらないということはよくあります。
残業時間は減らして、早く帰りたい・・・
まだ終わっていない仕事があっても、やりかけにして翌日に持ち越しましょう。
その理由についてお話します。
仕事は翌日に持ち越そう
翌日に持ち越した方がいい理由
残業時間の仕事の質は下がる
残業して仕事を終わらせた場合、1日の終わり、かなり疲れた状態で仕上げているのではないでしょうか?このような場合、間違いがあったり、内容の品質があまりよくないことが多いです。
真面目な人ほど、きちんと終わらせておこうとします。
そんな時におススメなのが、途中で終わらせて、翌日仕上げるです。
やりかけの仕事を翌日の朝仕上げるようにします。すると、昨日は気づかなかった間違いに気づいたり、より質のよい状態に持っていくことができます。
朝の方が、すっきりした状態で仕事が出来ることがほとんどです。そういった意味でも、有効な仕事のやり方ではないでしょうか。
翌日のスタートをスムーズにきることができる
朝のスタートダッシュは大事です。
ただ、何もない状態から始めると、エンジンがかかるのに時間かかることってないでしょうか。
こんな時、やりかけの仕事から取り掛かるようにしておくと、仕事モードに入りやすくなります。
もし、前日仕事が完全に終わっている状態でも、前日帰る前に、翌日取り掛かる業務をTo Doリストにしておくのもまた、取り掛かりやすくなるコツです。
注意すること
その日のうちに終わらせなければいけない仕事を明確にする
当たり前のことですが、絶対その日のうちに終わらせなければいけない仕事は、きちんと対応しましょう。やりかけで帰るのは、ただの無責任な人になってしまいます。
このやり方を行う前提は、仕事の優先順位が出来ているということが前提になります。
また、それぞれの業務にかかる時間が把握できていることも必要です。
もし、その日終了させなければいけない仕事が、業務時間内に終わらせられない状態が恒常的に続く場合があるかもしれません。それは、そもそも業務体制に問題があったり(人員不足含む)、本人の能力不足の可能性があります。
その場合、もう少し全体で解決していかなければいけない話になってくるでしょう。
割り込み仕事はほんとに急ぎかを常に問う。
社内から、急に仕事を依頼されることもよくあります。
「急ぎで、お願い!」と言われると、すぐに対応してあげないといけないような気持ちになりますが、ほんとにそれすぐにやらないとダメでしょうか?
意外と、依頼してきた本人も、自分が対応するのを忘れていて、こちらへの依頼自体が遅くなったなどの背景がある場合があります。あとは、実はそれほど急ぎでないのに、そう言っている場合も・・・
こんな時に毎回、すぐに対応していると、都合がいい人になってしまう可能性があります。自分の仕事のペースも乱されます。
もちろん、自分が手すきの時、内容によってはすぐに対応してもいいでしょう。ただ急ぎでと言われても、自分側の状況を説明するなど、相手のペースに巻き込まれすぎることなく対応したいです。
また基本的に、終業時刻間際に急ぎの依頼をしてくる人は、ほとんどの場合、本人の仕事の能力に疑問符がつく人が非常に多いと感じます。
そもそもの目的を明確に
仕事を途中で切り上げる一番の目的は、仕事時間にメリハリをつけ、それ以外の時間も充実させることです。
きちんと睡眠を取り、翌日に備えて休息するのもいいですし、家族と時間を過ごす、友人と食事に出かけたり、1人で好きなことを行ったり、体を休ませるのももちろんですが、心にもきちんと栄養を与えられるような1日を過ごしたいです。
そんな働き方を実現するために、そこそこで終えて、途中で切り上げて帰る働き方を取り入れてみましょう。
日本人は、完璧に終わらせなければ、仕上げなければと感じている人は多いようにも思いますが、そのような気持ちが周りにも伝染し、帰れない職場を作ってしまっているように感じます。
働き方のヒントになれば幸いです。
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