月と日が反対なのに気づいた
先日、文書翻訳依頼に対応している際、文書内の日付が分からなくなることがありました。
具体的には、どっちが月で、こっちが日なのかが分からなくなったのです。
元の文書(英語)には、こんな感じに書いてありました。
09/03/2022
この書き方だと、日本人的には2022年9月3日と読んでいました。その後、複数枚の翻訳に対応していたので、別の文書翻訳を進めていく内に、この表記の文書にあたり、あることに気づきました。
15/03/2022
(15という月は存在しない・・・月と日が逆だ。)
ここで、勘違いに気づいたため、再度、他の文書も、月と日の翻訳が問題ないかを確認し直すことになりました。
国別日付表記ルールを再確認
国によって、日付の表記は変わってきます。今さらながら、再度確認してみました。
日本だと、こういう表記が多いかと思います。
yyyy/mm/dd → 2022/09/03(2022年9月3日)
※ちなみにyはyear(年)、mはmonth(月)、dはday(日)のことです。
年→月→日の順番で表記されます。
この方式は、中国・香港・韓国・台湾など東アジアで多く使われている形式とのこと。
ちなみにyyyy/m/dで、2022/9/3と、月と日の0は省く国もありました。
これ以外の表記方法だと、大きくは、2つに分かれるようです。
① mm/dd/yyyy → 09/03/2022(2022年9月3日)
アメリカ式と言われる方式。月→日→年の順番で表記されます。
② mm/dd/yyyy → 03/09/2022(2022年9月3日)
イギリス式と言われる方式。日→月→年の順番で表記されます。
イギリス他、ヨーロッパでは主流の方式、他にもインド、タイ、ベトナムなどアジア諸国、ブラジル、メキシコなどもこの方式です。
ざっと確認する限り、日→月→年方式を採用している国が多い印象でした。また、細かくはスラッシュ(/)は使わなかったり、順番は一緒だけれど、d/m/yyなど桁数が違うなど差異もあるようです。
日本人だと、日→月の順番はちょっと慣れないですね。
相手国の日付表記方式は確認した方がよい
今回は複数枚の対応だったので、法則の違いに気づくことが出来ましたが、1枚しかないなどの場合、間違えて対応してしまったかもしれません。
海外から文書をもらう時や、こちらから文書を発行する時など、国ごとに表記方式が異なるので、念のため確認することをお勧めします。
September 3rd, 2022などとフルで表記することが問題ないのであれば、そのように対応するのもいいのではないかと感じました。
国ごとの日付表記に関し、参考になれば幸いです。
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