在日外国人が年々増えています。
外国人旅行者が増える日本。昨年2024年は過去最高の旅行者数を記録したとのこと。
それと同時に日本に住む外国人の数も年々増えています。
2024年度末の時点で340万人余りでこちらも過去最高とのこと。これからも外国人旅行者同様、増えていくでしょう。
おもてなしとお節介の境界線
外国人が日本に住む・働くことを選ぶ理由の1つでよく聞くのは「日本人の誠実さ」
私自身、住んでいる地域の外国人との交流活動にも参加している中で、日本人の誠実さを好きだと言ってくれる外国人の方に出会うことも多いです。
言ってもらえるとやはり嬉しいし、そんな彼らが何か困っていれば助けたくもなります。
まじめで、相手の意図をくんでサービスしてくれる日本人の誠実さは「おもてなし」とも言われ、外国人からもてはやされているとも耳にします。
ただそんな中思うのが、受け入れる日本人側が世話を焼きすぎる「おせっかい」も多いのではないかということ。
例えば、
* 幼稚園で少数在籍するムスリム(イスラム教徒)の子たちに、ハラルに対応した給食を提供する。
とか
* 読んでくれるか分からないような内容の行政の冊子を、何か国語も用意する。
とか
そういったことです。
それはすでに「おもてなし」ではなく「おせっかい」になっているように感じます。
在日外国人の方たちが要望したというよりは、日本人がこうした方がいいだろうと考え先回りしてやっているように感じるのです。
日本に住んでいる以上、日本の生活・文化に合わせることは最低限のマナーでしょう。宗教などの関係で合わせることが難しくても、相手を理解し、尊重することは必要です。
私たちも留学や仕事で海外に住む場合、日本と違うところがあっても「こんなものか」と思いながらそれに合わせ、折り合いをつけて生活をしていくのではないでしょうか?
その国の人たちに、日本に合わせてこうしてくれとは要求しないし、期待もしないでしょう。
日本人は相手に合わせるのが得意すぎるのか、最近の在日外国人への対応を見ていると、相手へのお節介をしているように感じます。
こういった日本人のおせっかいがよい方向に行けばいいのですが、やり過ぎれば相手にいいように利用されてしまうのでは?という危機感を最近持っています。
日本に住んでもらうのだから、日本の生活を理解してもらい、相手に合わせてもらうようにしないと、今後いろいろな問題が出てくる気がしています。
海外で販売するので大事なのも相手に合わせること
日本から海外に販売する際に大事なのも、相手=お客様に合わせることです。
海外に販売するのであれば、相手側の国の文化、商習慣を尊重する必要があります。
お客様の国の規制や、文化が違うことによる嗜好の違いもありますので、その点を柔軟に対応する必要がでてきます。
もちろん商品のこだわりやなぜその商品があるのかといったストーリー性を変える必要はありません。また、むしろきちんと伝えましょう。
その上で、必要な変更には対応していきましょう。決して、日本ではこうだからをごり押ししないようにしていきたいものです。
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