外国人に海外営業を任せてみるのはどうだろう?その利点を考える。

輸出ビジネス
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年々、人材不足のニュースを耳にする機会が多くなってきました。企業によっては海外の大学に出前授業を行い、学生時代から外国人を雇用しようとする動きがあるようです。

〈小さくても勝てる〉外国人材は育てて採る 中堅中小、海外大に寄付講座 採用難で新ルート開拓 - 日本経済新聞
アジアの大学に寄付講座を設ける日本企業が増えている。少子化で国内の新卒採用が難しくなるなか、海外からの採用ルートを築く狙いがある。2024年度は新興国を中心に50件を超え、中堅中小企業が韓国や台湾企業に対抗する例も少なくない。優秀な人材を確保するためには、応募を待つ受け身の姿勢ではなく、育成段階から積極的に関わる必要性...

さて、海外と仕事をしていくために、海外営業をしてもらう人を探すために求人募集をかけていると、日本に住む外国人から応募があることがあります。

日本に留学した人、長年日本で働いてきた人などで、求人を見つけてくる方たちなので、基本的には日本語ができる人たちです。

外国人雇用にはビザの取得などもありますが、今回は海外営業として働いてもらうメリット・デメリットを考えてみます。

メリット

多言語が話せることが当たり前

彼らは日本語以外の母国語も話せますし、さらに他の言語を話すことができる人も多いです。英語ができる割合も、日本人に比べると多いと感じます。

バイリンガル
多言語話せるのが当たり前だったりします

海外と仕事をする上で、やはり語学の壁はあります。そんな中、日本語以外の言葉を話すことができるという点で、非常に有利な点です。

相手国の人・文化を理解している

外国人の方に海外営業をしてもらう一番大きなメリットは、対象国の文化・人を、私たち日本人より理解していることでしょう。

営業対象国出身の外国人に営業を担当してもらうと、相手の取引先が自分の言葉で話すことが可能です。日本人もそうですが、母国言語が一番自分の言いたいことを伝えやすいはずです。また文化的な背景を体で理解しているので、相手が持つ考え方も理解しやすくなります。

もちろん日本製品を販売する上では、日本であることをきちんと印象付けることが、相手国によっては大事だったりもします。

そのためトップ会談など、要所要所で日本人が登場した方がよいこともありますが、日々のスタッフ同士のやり取りがやりやすいという面はよいところです。

社内に新しい文化をもたらせる

日本人だけだと、どうしても暗黙の了解などが生まれますが、外国人がいれば、そうは行かなくなります。きちんと説明しないと、理解してもらえない場面もあるでしょう。

それと同時に、自分たちが当たり前だと思っていたことが、そうではないことに気づくこともあります。これが新たな価値観を知るきっかけになり、会社を良い方向に持っていくきっかけになる可能性もあります。

そういった点で、一緒に働く利点は大きいでしょう。

デメリット

外国人だからと言って、英語が必ず堪能なわけではない

日本人だと、ほぼ完璧に話せてようやく「英語、話せます」と言いますが、外国人だとちょっと挨拶できる程度で面接で「英語、話せます」と、言うこともあります。

日本人が自信なさすぎる面もありますが、いざ仕事を始めてもらったら、期待していたよりできなかったということもあります。この場合は、実践で身につけてもらうなど時間がかかる可能性があります。

また同様に、こちらができるだろうと思いこむこともあります。取扱説明書やカタログなど、体裁がある程度きちんとしていないといけない文書の翻訳を任せきりにするのは、避けた方がよいでしょう。

特に、英文から和文などは、やはり日本人の方が日本語のニュアンス・表現をうまく表現できます。和文に訳された場合、おかしな表現があれば、自分たちでなんか変だなと気づけます。ただし和文から英文訳だと、合っているかを確認することは難しいため、より注意が必要です。

出身国によっては、出張が難しい国がある

日本人だと、出張する際にビザが必要な国は少ないのであまり意識しませんが、外国人社員の出身国によっては、行ける外国がかなり制限がある場合もあります。私たち日本人はその点、非常に恵まれています。

渡航国に制限が多い外国人の場合、せっかく海外出張に行ってもらいたくても、ビザ取得などの手続きが余分にかかることがあります。その点も念頭に置いておく必要があります。

長く勤務しない可能性がある

日本はこれまで終身雇用が主流でした。今でも1つの勤務先に長く勤めるのが良いとされる風潮が強くあります。

一方海外では、自分のキャリアの構築のために、会社で働いている人が多いです。ある程度経験を積むと、新しいチャレンジを求めて他の会社に転職したり、独立する人もいます。

これはある程度止むを得ない部分ではあります。ただ働き続けることでどうなっていくのかを、日本人以上に見せる必要があります。どういった職務をしてもらいたいのかをはっきりさせたり、段階ごとに新たなチャレンジをさせ、職位を上げていくことが大切です。

日本でも今後こういった働き方が当たり前になってくるでしょう。魅力的な人材に長く活躍してもらうためには、国籍問わず、対策していくことが働く上でますます重要な要素になってくるのではないでしょうか。

キャリアアップ

最後に

今後も外国人と一緒に働く機会はますます増えてくるでしょう。

海外営業は、外国と直結した仕事で、自国に貢献したいと考える外国人にとっても魅力的な職種ではないかと考えられます。

とはいえ、意外と大変なのは、受け入れる側のマインドなのかもしれません。

日本にいるのだから、日本のルールに従ってもらうとすれば簡単かもしれません。でも多様性が企業の活性化につながるとするなら、外国人と一緒に働くことで得られるメリットは大きいと考えられます。

そのために、お互い歩み寄って、一緒に仕事ができればよいなと感じています。

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