英語の名刺の作り方。肩書の表記はある程度自由でよい

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英語の名刺は、海外と取引するようになったら用意しておきたいものの1つです。

英語の名刺を作る際、どんなことに注意すればよいでしょうか?

日本の名刺とは別に作る必要ありますか?

別に作る必要はありません。一番いいのは、片側が日本語で、反対側が英語の名刺です。

日本語の名刺を両面使用する必要がある場合は、別に用意しなくてはいけなくなります。ただ、何種類も名刺を持ち歩くのは、管理も大変になります。

両面使用のパターンがいいでしょう。

英語の名刺に何を入れたらいいか?

基本的には、日本語の名刺に書いてあることを英語に変更するだけでよいです。

次の点に、注意しましょう。

① 住所は逆にする

英語の住所表記順番は、日本語とは反対になります。また、日本語の名刺に国名はいらないですが、英語では国名JAPANを入れます

② 電話番号に国番号を付ける

海外から電話してくる際は、国際電話になりますので、国番号を頭につけてもらう必要があります。

日本は+81になりますので、入れておきましょう。

また一番頭の0ゼロは、必要なくなるので外します。

③ 肩書は直訳しなくてもいい

肩書は、会社によっていろいろあると思います。

  • CEO 最高経営責任者
  • President 社長
  • Sales Director 営業部長
  • General Manager 部長
  • Sales executive 営業責任者

肩書は、必ずしも直訳しなくてもいいのではないかと感じます。

海外の会社の肩書は、結構盛っている人が多いように感じます。部下がいない一営業なのに、Sales managerとかもいました。

日本的な感覚だと?と思ってしまうのですが。

ただ総務などに作成をお願いすると、そのまま直訳した肩書になると思います。場合によってはより自然な肩書をつけてもいいと思います。

あまりにかけ離れているのはどうかと思いますが、役割が何かがきちんと伝わるのが大事かなと感じます。

海外の人の名刺の扱い

最後に、海外の名刺の扱いに関してです。

日本だと、名刺交換はフォーマルな感じで、受渡し方の作法があります。

海外は、ほぼありません。

両手で渡す人はほぼおらず、片手で渡してきます。

名刺入れではなく、ポケットから取り出した若干シワのある名刺を、渡してくることも。。。

渡しても、チラ見ですぐしまわれることもよくありますが、普通のことなので、気にしないでおきましょう。ちゃんと有益な情報を提供し、また会って話を聞きたいと思われれば、名刺の連絡先を見て、連絡してきてくれます。

そんな時のために英語の名刺、用意しておきましょう。

名刺受渡し
日本式の渡し方はすごく丁寧です
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