グローバル化の中、今後、海外とビジネスをしていく機会は増えていくでしょう。
人口減少していく日本。今後、国内だけで販売数量を増やしていくのは難しいです。
でも。。。海外にも目を向けてみれば、まだチャンスはたくさんあります。
ただ、海外とビジネスをしていく上で、やはり英語は避けて通れません。
英語は海外ビジネス上のパスポートです。
英語を避けて通れない理由
コミュニケーションは基本英語
現在、海外とビジネスをする上での共通言語は英語です。
相手が日本語が出来る場合、日本語でのやり取りは可能ですが、取引相手(会社)の全員が日本語が出来るわけではないこともあります。
その場合、日本語でのコミュニケーションだけだと理解できない人が出てきてしまうので、英語が必要になります。
ビジネス文書は英語がほとんど
海外との取引には、国内取引と同様、契約書・注文書・請求書などの書類がありますが、こちらは基本英語です。
海外に発送する際の出荷書類、国際運送会社の送り状などの書類も英語です。
とはいえ、そこまで恐れることもない
英語が第2言語の国は、不利な感じがしてきます。
日本人は、英語の読み書きはともかく、話すとなると固まってしまい、途端に無理!となってしまう人多いですよね。
でも、それであきらめてしまうのは、もったいなぁと思います。その理由についてお話します。
仕事相手も英語のネイティブではないことが多い
英語が母国語である国の人口は、約3.7億人です。
それに対し、英語を会話で使用している人口は約13.5億人、146か国で話されていると言われています。
つまり英語ネイティブでない人たちと、会話をする方が圧倒的に多いです。
ノンネイティブの人と会話する場合、LとRが区別できないとか、そういう細かいところはあまり関係ないです。身振り手振りも使い、片言でも相手に伝えようとすることの方が大事だったりします。
書類などは型が決まっています
注文書・請求書・出荷書類などは、型が決まっており、入れなくてはいけない項目は決まっています。テンプレート、作成方法などはネット上から探せます。
もちろん、内容は変更しないといけませんが、単語での単位になることが多く、そこまで複雑な英語ではありません。ある程度ベースを作ってしまえば、そこまで毎回悩むようなことにはなりません。
また契約書は専門的になりますので、法務の専門家に作成・確認をお願いした方がよいです。自分で作る必要はありません。というか、自分ひとりで進めるのは危険です。
外部の力を利用する
全部自分でやる必要はありません。
重要な商談など、言い間違い・勘違いが不安な場面では、通訳にお願いしましょう。
最近は、AI翻訳などの精度も上がってきていると聞きますので、こういったサービスを利用すれば、文書の内容理解においても、必ずしも自力で全てをこなす必要はありません。
英語を身につけたら出来るメリットに目を向けよう
海外ビジネスが出来れば、販売先が増えるなど、売り上げが増える可能性が増えることになります。
また、英語を身につけることによって、こんなメリットがあると考えてはいかがでしょうか?
世界に知り合いが出来る
海外とビジネスをする上での、1つの面白さです。
海外の方は、プライベートと仕事の垣根が低い方も多く、仕事以外でのお付き合いが出来たりします。
現地に訪問する際に親交を深めたり、日本に訪問してもらった際に、観光地を案内したりといった交流が生まれたりします。
違う文化・価値観を知ることが出来る
国ごとに、文化・価値観が違います。
仕事をする上では、それを理解することが大変だったりもしますが、日本以外の価値観を知ることは、自身にも新しい考え方をもたらすこともあります。
例えば、仕事の取り組み方に関しても、プライベートを大事にしながら、仕事もするといった価値観を持っている方は、日本よりも海外には多いです。
こういった価値観を知ることは、自身の人生に影響を与えてくれることもあります。
最後に
海外ビジネスをする上で、英語は避けて通れませんが、そこまで恐れる必要もありません。
英語は、選択肢や可能性を広げるツールだとの考えが広がってほしいなと思います。
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