伝え方って大事です。言葉が難しいなら、別の方法で。

ビジネス英語
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コミュニケーションって大事で、そして難しいですよね。

接する情報も増える中、1つのコミュニケーションにそんなに時間を取ってもらえない、分かりやすい情報でなければ、すぐにスルーされてしまうことが多々あります。

いかに早く、分かりやすく伝えることが求められているように思います。
日本語でも、こんな本もベストセラーになっていたりしますね。

英語コミュニケーションでも、同様です。というか、余計に難しくなってきます。
こんな時、文章以外でどんなコミュニケーションが取れるか考えてみました。

文章が難しいなら他の方法を考えよう

文章以外の方法とは?

図や写真です。人は、8割の情報を視覚から得ていると言われています。
文字も視覚情報ですが、図や写真も同じく視覚情報です。

文字以外の視覚情報を使い、コミュニケーションを取ります。


英文メールをやり取りすることに慣れている人でも、時に、どんな文章で伝えようか悩むことがあると思います。

私も、昔、輸入しているカーペットに毎回、傷・破損などのダメージがあり困ることがありました。

輸送の途中で起きているのではなく、仕入れ先の発送方法に問題があったためでした。

具体的には、梱包後のカーペットをフォークリフトで運ぶのですが、運び方に問題がありました。フォークリフトを差す向きを変更すれば、解決すると考えられました。

フォークリフト(イメージ)

でも文章でなんて言ったら伝わるか、分からなかったので、手書きの図を書きました。

そしてその下に、やり方はOK、このやり方はNGと書き、相手に送りました。

そしたら理解してもらえたようで、次回以降にNGのやり方をされることがなくなり、貨物のダメージが起きることもなくなりました。

また現場に、こちらが送った図を貼ったようで、毎回、作業員の人の目につくようになったようです。

メッセージを送る担当者は、実際に作業してもらう人でなかったので、担当者から作業者に伝える際、伝言ゲームのようになっていたようでした。図が共有されたことで、指示が正確に伝わらないことを避けることが出来ました。

作った図は、非常にシンプルなものでしたが、有効なコミュニケーション方法だなと感じるきっかけになりました。以降、文章で説明するのが難しいと感じた時は、図に書いています。

会議の資料でも、表で売り上げの推移などがある方が、分かりやすいですよね。

これからはこんな方法もいいかも

今後はYoutubeの動画を使うのもありだろうと思います。

すでに企業の宣伝で広く利用されていますが、それ以外の用途にも活用できそうですよね。

  • 製品の使い方のデモ映像
  • 会社の製造工程を紹介する
  • 現場での作業ビデオを作り、作業指導に使う

他にももっと便利な使い方があると思います。

動画に説明を付け加え、話したりすれば、視覚に加えて聴覚にも働きかけることが出来ます。

海外向けにも、字幕さえつけてしまえば、作ることが出来ます。

まとめ

はるか昔、テレックスや電報が海外とのコミュニケーション手段だったと聞きます。

2000年代に社会人になった私は、名前は聞いたことはあるものの、使ったことはありません。すでにE-mailが普及し始め、FAXもまだ一部残っていました。

文字のコミュニケーションだけ、または電話をかけるだけの時に比べると、コミュニケーションの方法はずいぶんと増えています。

メールでの文章コミュニケーションだけだと難しいと感じる場合、視覚に訴える手段も使えるのではと思います。ぜひお試しください。

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