海外営業を女性が続ける上で、ハードルになることは?

輸出ビジネス

これまで15年余り海外営業に、携わってきました。

営業自体、もともと女性が少ない職種ですが、海外営業もやはり男性が多い職種です。
女性の海外営業職として仕事をしてきた中で、大変ではないかと感じてきたことをお話しします。

女性ならではの体調変化がある

男女差別はよくないですが、やはり女性は男性とは違います。区別があります。

特に生理の関係で、自分が意図せずとも、女性は感情をコントロールするのが難しくなる時があったり、活動するのが厳しい時期があったりします。

出社するのもツライなど、仕事に大きな影響が出る人もいるかと思います。

しかも人によって、大変な度合が違うので、誰にでも同じような解決法があるわけではありません。

普段社内で仕事をしている場合は、事務職の人たちと同じ条件です。ただし海外営業は、海外出張が発生するので、出張時期によっては、キツイ時期に重なることもあります。

1人で進められるのであれば、自分の体調を予測したスケジュールに出来ますが、そうもいかないことも多かったりします。

昔は、体調の辛さを緩和できたりすることがあったりしたので、ピルを服用したりしていました。

最近は、Femtechなどが盛んになってきており、女性の健康への課題解決を目指す風潮も出てきています。こういった新しい産業が、海外営業としてのキャリアを積む上での障害を減らしてくれるのではないかと期待するところです。

一番のハードルは、子どもを持った後

営業職だと、出張が発生します。
特に海外営業だと、出張先は海外。1日、2日で帰ってくることは出来ません。

出産前は、数日~1週間単位で出張をしていました。頻度もほぼ毎月。
出産後、育児休暇から復帰した後、部署異動はしていなかったため、同じ職種に復帰しました。

大きな会社ではなかったので、他の職種に異動するのは難しく、かつ自分自身も海外営業職続けたいという気持ちが大きかったです。

その際、やはり海外出張が出来るかというのは、一番の懸念材料でした。

子どもを置いていけるだろうか?

心配でたまりませんでした。その一方、自分も他の同僚たちと同じように仕事がしたいと言う気持ちもありました。

そんな時、ネットで見かけた似たような質問への答えに、

肝心なのは母親の決心であり、自分がどのような人生を送りたいか?を考えてみることが大切とありました。

これに背中を押され、前ほどの頻度ではないものの出張にも行くようになりました。

もちろん、夫の協力は不可欠ですし、夫の両親・保育園にも助けてもらいました。

状況によっては、難しい人もいると思いますが、もしも海外営業としてのキャリアを継続したい場合、何とか出来ないだろうかと考えてみることが大事だと思います。

女性の海外営業ならではの良さもある

大変な話ばかりでしたが、女性として海外営業を続ける良さもいろいろあると思っています。

海外だと、女性の営業が日本より多かったり、責任者が女性だったりすることも珍しいことではありません。子育てしながらも普通です。

海外営業をしていると、そういう人たちに出会うことも多く、彼女たちの生き方が自分への励ましになることもありました。

また会社にとっても、男性ばかりの部署だと、画一的で同調的な雰囲気になることも多いです。そんな中、女性の意見があったり、おかしいと思う目線が入ることで、部署また会社の活性化にも繋がっていくと思っています。いわゆるダイバーシティです。

女性に人気の高い事務職の仕事は、今後どんどんAIに変わられていくと言われています。

海外に関連する事務職も、事務職はどんどんAIに変わり、人が必要とされる仕事は減ってくるのではないかと予想されます。

一方、コミュニケーションに関わる営業的な仕事は、人でないと出来ない仕事ではないかと思います。

そういった意味でも、女性が海外営業(または営業職)でキャリアを積んでいくことは、自分たちの仕事・将来を主体的につかみ取っていくためにも、よい選択だと経験者としては感じます。

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