日本に住む外国人の方の、ビザ申請の通訳のお手伝いをしました。申請を手続きしてくれる行政書士さんに聞きたいことを、英語から日本語に通訳しました。
そんなにボリュームもなく、そこまで大変ではなかったのですが、外国人の方からはすごく感謝されました。自分の出来ることで、誰かの役に立つことをするというのは、やはり気持ちがいいものです。
今後、日本に住む外国人は増えてきますので、コミュニケーションの橋渡しの必要性も増えてくるのではないかと感じます。
仕事で英語力を活かしたい場合、海外営業はコミュニケーションという部分で、英語を役に立たせることができる仕事だと思います。
英語を使う仕事には、他にもたくさんあります。通訳、翻訳など。
通訳をするのは、かなり高い英会話能力が必要ですし、翻訳も高いレベルの文書読み書き能力が必要になってきます。いわゆる英語屋のレベルになってくるかと思います。
海外営業でももちろん外国語能力(主に英語)は必要ですが、通訳・翻訳のような高いレベルの英語力が必要とされる場面は少ないと思います。それよりは、やはりコミュニケーション能力だったり、現場に臨機応変に対応できるだとか、相手と交渉ちゃんとできるとかそういった部分が必要になってくると感じます。
英語屋としてではなく、英語を活用して何かをしたいと感じた時、かつコミュニケーション、人と交わることに楽しさを感じる場合、海外営業はやりがいを見いだせる仕事だと思います。
自身が、海外営業についたきっかけは、シンガポールに行ったことでした。
20代の頃、海外就職という夢を叶えるために、就労ビザが取りやすく、女性でも安全に暮らせるシンガポールに行きました。
無事、現地就職も果たせました。滞在中、一度も危険な目にあうこともなく、安全な国だということも実感しました。
ただ、この海外就職は長くは続かず、1年も経たないうちに帰国しました。
それまでの貿易事務をベースにした仕事に就いたのですが、言葉は変わったもののやっていることはあまり変わらないことで、やりがいを失う状態になったからです。
海外就職が目的になっていて、その先が思い描けていなかったのが理由でした。
ただ滞在時に、現地の人の日本の文化や、製品への興味を感じていました。
また、日本人の自分に対して向けられる目も好意的でした。
これをきっかけに、日本を海外に販売・紹介する仕事、海外営業に興味を持ち、志すきっかけになりました。
その時は、失敗だと思っていた海外就職の経験でしたが、今思えば、今に至るきっかけになった出来事です。そういう意味で、人生なんでも経験かなとは感じます。
話がずれましたが、それまで事務職だった自分が、海外営業職を志すにあたったきっかけの話でした。
これまで15年近く、海外営業に携わってきて、こんな方だと海外営業の仕事を楽しめるのではないかと思っています。
- 人とコミュニケーションするのが好き
- 日本を海外に紹介したい
- 新しいところに行く時、ワクワクする
- 国による違いを面白いと感じる
- イレギュラーが起きても、受け入れられる
- 同じことの繰り返しは嫌だ・・・・などなど
もし、こんな性質があり、海外営業の仕事に興味ある方いましたら、ぜひチャレンジいただければと思います。
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