英文メールを送る相手の性別が分からない時の対応方法

ビジネス英語
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海外の人からメールが来た際、相手の性別がよく分からない名前の時ってありますよね?

海外の人だと、名前だけを見てもどちらの性別か分からないことがよくあります。

ちなみに英文メールの返信の書き出しは、ご存知かと思いますがこうなります。

☆男性の場合

Dear Mr. 相手の名字,

☆女性の場合

Dear Ms. 相手の名字,

男性の場合は、Mr.でシンプルです。

女性の場合、結婚していない人はMiss、結婚していない人はMrsとつけるように昔、学校では教わりました。でも基本的にこの2つは使わないです。Ms.で大丈夫です。

今はある意味、結婚の有無で分けることが失礼かもしれません。

また最近はジェンダーレスにもなってきているので、この辺りの影響で今後変わっていくのかも。。。

日本人でも分からない人いますが、海外の名前だと余計だと思います。

相手の性別が分からない場合

性別がどちらか分からない場合は、下記のいずれかを使ってみましょう。

① Dear Mr/Ms. 名字,

② Dear Sir or Madam,

①は名字をきちんと入れられます。

②のSirは男性、Madamは女性です。

この書き出しであれば、どちらの性別の相手にも使うことが出来ます。

名字と名前で、名字がどちらかよく分からない場合は、Mr.やMs.の後に両方書いておけばよいでしょう。ただ大抵、後ろ側が名字のはずです。

例) Michael Johnson ⇒ Michaelが名前で、Johnsonが名字
Dear Mr. Michael Johnson,

またもし相手が、日本のことをある程度知っている人であれば、日本の敬称である『さん』を使うのもありです。

Dear 名字-san,

最近、アメリカ大リーグの大谷選手の活躍で、Otani-sanという呼び方が浸透してきています。そのため相手もこちらが日本人だと、そういう呼び方をメールに書いてくる人もいたりします。

その場合は、どちらか気にしなくてもいいので楽ですよね。そう考えると『さん』を使える日本語は楽ですね。

また海外と取引していると、ずーっとメールのやり取りだけの人がいたりします。電話したり、会ったこともないので、どっちの性別か分からなかったりします。そういう場合も、この呼び方は使えると思います。

ちなみに自分の経験だと、ラテン系の人は名前の末尾がaoで判別していました。

例えばMario男性Maria女性です。

ただこれも、感覚的なところでやっていたので、絶対の判別基準ではありません。参考までの情報です。

担当者がそもそも分からない時は?

相手から来るのではなく、こちらからメールを送りたい時、だれが担当者か分からない、分かっているのは社名だけみたいなことがあると思います。ホームページから問い合わせする場合などです。

その場合は、Dearの変わりに、To whom it may concern,と書くとよいです。

日本語的に言えば、ご担当者様みたいな感じです。

日本人の名前も分かりにくかったりする

日本人の名前も同様に、名前自体もですし、性別が海外の人には分かりにくいと思います。

他のアジアの人も同様のようで、特に中華系の人は、本当の名前とは別に英語名(English名)を持っていることが多いです。やはり覚えてもらいにくいからというのがあると思います。

しかもAngelエンジェルとか、Elizabethエリザベスとかなかなかすごい名前の方もいます。天使って・・・

日本人で、英語名を持つ人はあまりいないようですが、海外の人になかなか覚えてもらえない場合や、呼びにくそうだなと感じる場合は、英語名を持ってもいいかもしれませんね。

自分の名前に紐づいた名前だと、自分でもそんなに違和感ないと思います。

ちなみに私の名前、Megumiめぐみはそんなに言いにくい名前ではなかったのですが、留学当時、女優のメグ・ライアンが人気があったこともあり、Megメグと短縮して名乗っていたことがありました。

もし英語名つけるほどでもないと思う場合は、メールの署名欄に下記のように入れるのもおススメです。

署名例:

Best regards,
****************
Hanako SUZUKI(Ms.)
Sales
ABC Company
Tel: +81(1)234-5678
Mail: abcd@efghi.com
****************

これで相手に、自分が女性か男性かを伝えることが出来ます。

参考になれば幸いです。

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