内容が分かりにくい見積書もらうと、販売する気あるのかな?と思うことないでしょうか?
先日、車の買い替えでもらった自動車ディーラーの見積書が、そんなことを思わせる内容でした。
家に帰って、もらった見積書を改めてじっくりと見てみると、なぜかお支払い現金合計と、現金価格合計という2つの項目がある。。。。
ディーラーではお支払い現金合計の方で説明されていたのですが、もう1つの現金価格合計の方が高い。
「え、税込み?いや今って総額表示しないとダメだよね?どういうことだ・・・」
気づいたのが夜で、ディーラーに電話して確認することも出来なかったので、自分なりに見積書を確認しなおしました。
この数字はどこからリンクしてこの数字になっているのかとか、元は表計算のはずだがこの数字はどこから引っ張ってきているのかとか、考えました。
で、2つの合計の差は、下取り車の価格を入れているのか、入れていないかということだということが分かりました。疑問は一応解消されました。
その場でちゃんと確認すればよかったということもあります。でも、今見てもやっぱり分かりにくいなと感じる見積書でした。お客さん思いではないなと感じ、もやっとしました。
自動車なんて、そうそう頻繁に買うものではないし、通常は数年に1回程度のイベントなのではないかと思います。なので、見積書なんてそんな頻繁に見るものではありません。
しかもそれなりの金額が発生するものなので、なおさらお客さんが分かりにくいのはどうなのかと思ったのです。
自動車のディーラーに取ってみれば、日常のことなので、あまりに見慣れており、分かりにくいということすらも分からないのかもしれません。
自動車の見積もりに関しては、昔、他のメーカーのディーラーに行った時も同じ思いを抱いたことがありました。なので、自動車販売の業界がみんなこんな構図なのではないかという思いすら抱きました。
おそらく、自分たちの各種都合が反映された結果で、お客さんに分かりやすい見積書を作ろうという観点から作られたものではないのではと感じています。
見積書の役割は、買おうと考えている人に、分かりやすく金額を伝えるための文書です。いくら、作った自分たちにはよく見えても、お客さんが分かりにくいと感じるものであれば、本来の役割は果たせてないですよね。
見積書に限りませんが、お客さんに見てもらうためのものであれば、本来それを必要とする人たちにとって分かりやすいものなのかを別の視点から見てみることが大切なのかもしれません。
自分たちにとっては当たり前すぎて気づかないけれど、関係者以外から見たら、意味が分からないことになっていないか、ということを気にする視点が大事だなと感じた出来事でした。
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